こんにちは.steamc1awです.
先日,館山市までキャンプに出かけてきたので,利用した「館山サザンビレッジ」さんをご紹介したいと思います.なお,あわせて南房ドライブ道中に撮影した写真も掲載しています.
どちらかというと撮影記に近い記事になっちゃいましたが,それではどうぞ.
キャンプ場 | 館山サザンビレッジ |
所在地 | 千葉県館山市波左間153 |
サイトタイプ | フリー/平地/高規格 |
利用プラン | キャンプを楽しむ♪ |
利用人数 | 2名 |
宿泊日 | 2021年2月27日 |
天候 | 曇りのち晴れ🌤 |
館山サザンビレッジについて
館山サザンビレッジは,千葉県館山市に位置する高規格キャンプ場です.
もともと林間学校などに使われていた施設・敷地を改装してキャンプ場に仕立てたタイプ.したがって市街地とまではいきませんが住宅地域のなかに立地するキャンプ場となります.
館山サザンビレッジの公式サイトはこちら!
よくみると下北沢にあるヘアサロンが経営しているというのが面白いですね.
館山サザンビレッジへのアクセス
館山サザンビレッジは東京湾アクアライン連絡道を渡り,館山自動車道・富津館山道路を終点の富浦I.C.まで走ったのち一般道で30分ほどのところにあります.
キャンプ場近くまで高速道路でアクセスできるのはGoodですね.今回は後述するように南房ドライブするため早めに出発したので渋滞もなく快調にたどり着くことができました.
なおグーグルマップ先生に従ってアクセスすると施設裏口(当然中には入れない)に連れて行かれてしまいます.房総フラワーライン海岸沿いの公衆トイレを過ぎてすぐの路地を入って直進が正しいルートですのでご注意を.裏口から正面口までは離合できない幅員の道路を走らされるのでヒヤヒヤしました😂
館山サザンビレッジの宿泊プラン
実際のプラン名は異なりますが,主に以下の3プランに分けることができるかと思います.なお今回は区画サイトである「キャンプを楽しむ♪」プランを選択しましたが,この時期のキャンプ場にしては珍しく閑散としていたため「フリーサイトも好きに使って良いですよ」とのお言葉に甘えてフリーサイトを広々と使わせてもらいました.
プラン名 | 概要 | 料金 |
---|---|---|
区画サイト | 車両乗入れ不可の区画サイト.元校庭かな.駐車場はサイトすぐそば.区画の広さはおよそ65平米と控えめで大型タープの設営はギリギリかも. | 3,300円~ |
フリーサイト | 車両乗入れ不可のフリーサイト.おそらく元々は畑だった区画と思われます.こちらもサイトすぐそばに駐車可能. | 2,750円~ (1人あたり) |
レンタルサイト | 常設テントとレンタルのテーブル,チェア,焚火台が付属するプラン.オートサイトも一部ありそちらは17,000円也. | 11,000円~ |
駐車場はいずれもプランごとに1台まで無料.2台目以降は1,000円の追加料金がかかりますが,オートキャンプ場ではないので荷物の積み下ろしには影響なし.2台目もサイトすぐそばに駐車可能です.
館山サザンビレッジの宿泊ルール
これといって留意すべき特殊ルールはありません.
ゴミ引取りがサイトあたり1,000円と若干高額なところくらいかな.
・直火禁止です。たき火などを行う際はたき火台などをご使用ください。
なっぷより
・混雑時サイトの場所などはご指定できません。
・21時から翌朝6時まではクワイエットタイムとなります。騒音や話し声など周りのお客様のご迷惑にならないようにお願い致します。
・原則 天候によるキャンセルチャージの免除はございません。
・BBQや日除けタープなどは他のお客様のご迷惑にならないように設置してください
・打上げ花火は禁止です(手持ち・静音花火はOK)
・ゴミはお持ち帰り頂くか、分別の上、有料(1サイト1,000円)でお引き取りします。
あとクワイエットタイムが21時からとなっていますが,学生か新社会人と思わしき若者グループが23時過ぎまで騒いでおり結構うるさかった.管理人常駐かは不明ですが可能なら取締まって欲しいところ.(近隣に住宅があるような立地なので,その意味でもマズイのでは?)
チェックイン受付開始 | 午後1時 |
チェックイン受付終了 | 午後7時 |
クワイエットタイム開始 | 午後9時 |
チェックアウト受付開始 | 午前11時 |
チェックアウト受付終了 | 指定なし |
館山サザンビレッジのご紹介
フリーサイトに設営
南房ドライブののち,チェックイン時間の13時に到着.受付にてチェックインしたところ「区画サイトでもフリーサイトでも好きなところ使ってください」とのことだったので,フリーサイトの隅っこ,防風植栽の陰に設営することに決定.
宿泊プランのところでもコメントしましたが,もともと畑だった区画と思われる土サイトです.以前の利用者が放置したと思われる割れガラスが残っていたのが残念.
フリーサイト.いちおう海を背に設営しましたが風がすごかった
前回の反省をいかしてヘキサタープを持ってきたのですが,なんとか設営してみたところ強風にあおられてペグごと持っていかれてしまい断念.テントのみで設営完了です.
キャンプ場内の様子
キャンプ場は林間学校の施設を改装しており,トイレおよびシャワーは既存設備の再利用.受付および売店は校舎前に増設された小屋内にあります.
緑に塗装されているのが増築された受付・売店
売店部分はウッドデッキになっています
ボードや釣具などを貸出しているようです
炊事場はわりとキレイ
ヘアサロンらしいオシャンティな内装
元校舎の正面にあるのがメインの区画サイト.裏手には設営済みのテントを備えたレンタルサイトがあります.ちらっと覗きにいったときは女子大学生と思わしき4人グループが利用していました.
元校舎正面のフリーサイト.ファミリーテント一張くらいの大きさかな
見てのとおり住宅のすぐそば
客層はわりとバラバラでした
キャンプ場の野良猫と戯れる
あまり普段のキャンプ場で見かけない光景ですが,住宅地が近いせいか野良猫を何匹かみかけました.うち1匹の黒猫がえらく人馴れしており,食べものをつけ狙うわ膝のうえに乗ってくるわ,しまいにはキャンプ友のコットを占領して昼寝しはじめるわと,なかなか傍若無人な子でした😹
地域猫ってやつでしょうか.飼猫ほどではないが毛並みもそこそこ整ってます
幾度となくつまみ出されながらも根気勝負でコットを占領するお猫様
このほかに白猫も見かけたのですが,こちらはかなり警戒心が強いようで,数メートルの距離まで近づいたところで一目散に逃げられてしまいました.
この目つきはいかにも野良ですね.咲いてるのはフリージアであってるかな?
館山サザンビレッジで迎える夜と朝
この日は各自料理したいというキャンプ友の要望で,私はジョンソンビルのソーセージを焼いてホットドッグにするだけという手抜きキャンプメシだったので写真は割愛.昼過ぎまで猛烈に吹いていた海風も夕方にはだいぶ落ち着いてきましたが,まだまだ季節柄だいぶ冷え込みました.
ISO2000くらいでもだいぶザラついちゃいますね…
翌朝は夕方から用事があったのでそそくさと撤収を進め,温泉に入ってから帰るというキャンプ友と別れて帰宅.8時くらいに出発したので快適に走って帰ることができました.
清々しい朝.見てのとおりサイトには余裕が随分あります
沈みゆく月
朝食をとる父子キャンパー
館山サザンビレッジの感想
ということで一晩を過ごした館山サザンビレッジですが,男二人のデュオキャンパーが淡々と過ごすにはちょっと場違いだったかなあというのが正直な感想です.住宅がすぐそばにあったりで,あまり自然を感じられないのは我々のスタイルに合わなかったなと.
どちらかというと海へのアクセスが近いことを活かして海水浴,SUP,釣りなどのマリンアクティビティの拠点として使うのに適したキャンプ場だと思います.我々の近くにテントを張っていたソロキャンパーがいたのですが,昼過ぎに設営後は夕方まで帰ってきませんでしたし,同じくご近所さんの父子キャンパーも日曜日朝は釣竿かついで海まで歩いていました.
南房ドライブの撮影記
ここまで館山サザンビレッジについて書いてきましたが,キャンプ場が狭いこともあって思うように写真を撮ることができなかったので,オマケとして南房ドライブ中に撮影した写真を載せておきます.キャンプ場近隣の雰囲気をお楽しみくださいということで…🙇♂️
南房ドライブのルート
ドライブのスタート地点は館山駅付近にある「渚の駅たてやま」.そこから洲崎灯台を経由しつつ房総の海沿いを野島埼灯台までドライブします.ただ車を走らせるだけなら1時間かからないくらいの道程かな.寄道しながら2時間ほど走りました.
渚の駅たてやまから洲崎灯台へ
まずは館山駅の近くにある渚の駅たてやまから出発.室内水槽や博物館のほか日本一長い桟橋だという「館山夕日桟橋」があります.いかにも釣人で賑わっていそうな場所ですが,この日は強風のためか数人ぽつぽつと釣糸を垂らしているのみでした.
桟橋から望む館山市街地.風のせいでけっこう波が高いです
渚の駅たてやまから洲崎灯台へ海岸沿いを走っていきます.ところどころ海水浴場があり,夏は賑わうのでしょうがこの寒さでは誰もおらず閑散としていました.
相変わらず白波が目立ちます
ここは確か「見物海岸」だったかな
渚の駅たてやまから20分ほど走ったところで洲崎灯台に到着.残念ながらコロナウイルスおよび緊急事態宣言の影響で閉鎖されており近付くことは叶わずでした.
この先でトラロープ封鎖されており立入禁止となっていました
ちょっとした高台に建っているので見晴らしがよい.正面にうっすら見えるのは大島
洲崎灯台から野島埼灯台へ
すごすごと洲崎灯台を後にし,しばらくすると立派な鳥居が見えたので立ち寄ってみます.須崎神社というらしい.千葉県の指定文化財とされておりかつ神社としての格式も高いらしく,グーグルマップでは500件超のレビューがついていました.
なかなか風格のある石鳥居.奥には150段といわれる階段があります
洲崎神社(すさきじんじゃ/すのさきじんじゃ)は、千葉県館山市洲崎にある神社。式内社(大社)論社で、江戸時代に安房国一宮とされた。旧社格は県社。御手洗山中腹に鎮座する。
Wikipediaより
(中略)
洲崎神社眼前の海は東京湾に出入りする大型船舶や漁船が行きかう海上交通の要衝であることから、洲崎神社では戦前まで航海安全を祈願して船頭が奉納した絵馬が多く見られたといわれる。
海沿いの高台に立地しており見晴らしに優れる
拝殿.本殿は17世紀建立らしいがこれは不明
神社からはしばらく海沿いの気持ち良いドライブ.道中すこし房総フラワーラインを外れたところに食堂があり,展望のよい駐車場があります.
自動車雑誌に出てくるような写真が撮れたのではないかと自画自賛
青い海に紅いポルシェとはイカしますねえ!😗
それにしても房総「フラワーライン」とは一体なんなのだろうと思いながら車を走らせていると,車道沿いに菜花が咲いている区画に遭遇.なるほどこういうことだったのね.帰宅後に調べてみると沿線に花畑が点在しているようです.
もっといい写真が撮れるスポットだと思うのだが…
平凡な写真しか残すことができず😟
野島埼灯台公園を散策
そのまま房総フラワーラインを走り野島埼灯台公園に到着.グーグルマップでは臨時休業と表示されていたので洲崎灯台と同様に封鎖されているのかと思いましたが,立入制限されているのは灯台だけで公園は開放されていました.
白色が映える野島埼灯台.青空をバックにできなかったのが心残り
野島埼灯台(のじまさきとうだい)は、千葉県南房総市の野島崎に立つ日本の洋式灯台。南房総国定公園内に位置する。白亜の八角形をした大型灯台は江戸条約灯台の一つで、日本の灯台50選に選定され、国の登録有形文化財に登録されている。
Wikipediaより
公園西側入口
小さな鳥居と祠がありました
強風のなか釣りをする親子.がんばるなあ
ここ野島埼灯台公園は房総半島の最南端に位置し,「房総半島最南端の地」という石碑があります.キャンプ場のチェックイン時間が迫ってきていたのですが,頑張って公園を一周してみました.
これがその石碑.青空をバックに灯台撮っておけばよかった…
公園西側の建物群
東側にも食堂などが軒を並べる
遠くを航行するコンテナ船
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