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【サイクリング】精進湖ー本栖湖周回コース

こんにちは.steamc1awです.
数年前に買って放ったらかしにしていたロードバイクが自宅にあるのですが,相方がロードバイクにハマってしまったようなので,登山ついでにサイクリングでも行こうか(2日連続でガチ登山するほどの体力もないし…🙁)ということで精進湖から本栖湖を周回走行してきました.

ロードバイクで走るコースとしてはかなり短距離ですが,本栖湖畔は景色ヨシ,走りやすさヨシの快適な道路でしたのでご紹介できればなと.それではどうぞ.

目次

精進湖ー本栖湖周回コースの概要

コース概要ですが,精進湖の無料駐車場からスタートして精進湖を半周後,国道139号線を経て本栖湖へ.本栖湖を一周したのちは精進湖へもどり,残りの半周をまわって無料駐車場にてゴールというコース.特に意味はありませんが精進湖は反時計回り,本栖湖は時計回りで走ってきました.

記録にはCASIO PRO TREK Smart(WSD-F20)を使っていますけど,やはりGPSログで標高データが取れないですね…サイクルコンピューターを買うべきなのかもしれませんが,なんかガチっぽくて気が引けてしまう自分がいます.とりあえず当分は予算不足で見送りなんですが💧

精進湖無料駐車場へのアクセス

精進湖沿いには駐車場が幾つかありますが,今回は精進ブルーラインから精進湖方面に入って最初に目についた駐車場を利用しました.なおここはダート駐車場なので,土埃でフレームやタイヤが汚れるのが気になる場合,雨上がりに利用する場合はもう少し奥にある他手合浜の駐車場を利用することをオススメします.

公共交通機関を使う場合は富士急行バスの精進湖入口バス停が最寄りになりますが,公共交通機関を利用するのであれば輪行するのは富士急行線の河口湖駅までにして河口湖・西湖と自走してくるほうが楽しいんじゃないかな.

精進湖ー本栖湖周回コースの紹介

精進湖駐車場から本栖湖へ

まずは精進湖の駐車場を出発し,反時計回りに国道139号線方面へ.早速富士山を左手に眺めながらの心地よいサイクリングです.片側1車線ずつの余裕ある幅員なうえに,本栖湖と河口湖を結ぶ国道139号線からも,精進湖を甲府市と結ぶっ国道358号線からも外れたこの区間は交通量が少なくとても快適.

走行開始してすぐに見えてくる湖畔のビーチは他手合浜.ここにはカヌー競技場があり,この日も何やらレースをやっていました.また,ここから見える富士山は「子抱き富士」といって富士五湖でも指折りの絶景なんだとか.

初めての自転車記事なので簡単に紹介しておくと,愛車はCUBE Bikes謹製のAttain SL Discというモデル.アルミニウムフレームにティアグラ装備のエントリー仕様です.正直ロードバイクって「かっこいいなー」と思ったモデルは云十万円するものばかりで阿漕な商売だなといつも思っているのですが,これは安価でシンプルな割にデザイン性も捨てていなくて気に入っています.

あと日本では取扱い店舗が少なくてほぼ他人と被らないというのもポイントですね.一方で2021年にはアンテルマルシェ・ワンティゴベールと組んでワールドツアー参加していたりもするので世界的にみると決してマイナーなメーカーではないという微妙な塩梅が素敵.

閑話休題.他手合浜をすぎるとしばらく樹勢が強くなり林間コースのような趣きに.そのなかを国道139号線との交差点まで走っていきます.ここまで道はほぼ平坦.

国道139号線は本栖湖から河口湖までの富士五湖エリアを行来する幹線道路であるため自動車の往来が盛ん.もちろん対向車も多く,余裕のない追い抜きをしてくる自動車がちらほら出てきます.そのうえ路肩がクラックなどで荒れ気味なため,走る際にはちょっと気を使いますね.また,緩やかではありますが一部が登り区間となっています.

本栖湖を周回:浩庵キャンプ場まで

次々と走り抜ける自動車の車列にビクビクしながら若干アップダウンのある道を走っていくと本栖湖への分岐へ.ここではまず本栖湖に向かって右折したのち,本栖湖キャンプ場のほうへさらに左折して時計回りに本栖湖畔線を走行していきます.

本栖湖キャンプ場までは無料駐車場に向かう自動車などでそれなりの交通量があるものの,本栖湖キャンプ場から先はキャンプ場と登山口くらいしか目的地となる場所がないほか,幅員も狭くなるので交通量がぐっと減ります.おかげで眼下に本栖湖の鮮やかなブルーを眺めながら,緑のトンネルを走り抜けるという快感を堪能することができてGood.

ちなみに以前山行記で記事にした雨ヶ岳・毛無山の登山口がこのあたりにあります.バス停からちょうど湖の反対側あたりに位置しているため,公共交通機関でのアクセスが少し不便なのがネック.

登山口を過ぎたあたりで本栖湖の最奥にある浩庵テント村に到着.本栖湖キャンプ場からここまでは木々に囲まれた狭めの道路を走ってきましたが,ここからは再び片側1車線の立派な道路.それを本栖湖の湖面を眺めながら走っていきます.

この日はモクモクと立上る雲,スカッとした青空,鮮やかな緑,そして深みのある湖の青と,夏のはじまりを感じさせる景色を楽しむことができましたが,それと同時に暑さはさほど厳しくなく,ちょうどいい時期に走りに来ることができたなあと思います.

それにしても本栖湖の湖面は本当に美しいですね.この日は精進湖から本栖湖と走りましたが,一見して本栖湖のほうが青色の深み・鮮やかさともに優っていました.ところによっては緑を帯びたなんともいえない美しさの色味も見せてくれます.途中5-6人の外国人サイクリスト集団とすれ違いましたが,「ワンダフル!」とのことでした😊

本栖湖を周回:浩庵キャンプ場から国道300号線を走る

本栖湖に突きでた岬をまわりこみ,ここまでのコースでほぼ唯一の登坂区間をすぎると浩庵キャンプ場およびロッジ.ここは千円札の裏側に描かれている富士山の撮影スポットとして有名で,ドライブがてらの観光客や写真趣味の人などで賑わっています.アニメ・漫画『ゆるキャン△』の舞台でもありますね.

なお肝心の写真ですが,残念ながら富士山のまわりに雲が多く理想の撮影はできずでした.あとこの日持ってきたVoigtlander NOKTON Classicの35mmだと画角が広すぎですね.50mmあるいはもう少し望遠寄りくらいのレンズのほうがイメージに近い写真を撮ることができると思います.

浩庵キャンプ場から少し坂道を下ると,「本栖みち」こと国道300号線と合流.ここでは本栖湖を一周するため右折しますが,左に向かうと中之倉トンネルを抜けて「甲州いろは坂」と呼ばれるつづら折りの坂道に繋がっています.ヒルクライムが好きな方は是非チャレンジして頂ければと😂

国道300号線に入ってもそんなに交通量が増えるわけではないし,直線区間も多いので139号ほど走行時に気を使うことはありませんが,走りやすい道だけに改造車やスポーツカーがガンガン走っていることもあるので,交差点右折時は要注意.それ以降は本栖湖県営駐車場まで快適なサイクリングを楽しめます.

長い直線区間を抜けて本栖湖県営駐車場を過ぎると,国道139号線に復帰.ここからは往路と同じ道をピストンで走っていくことになります.自動車に気をつけつつ往路に使った県道706号線との交差点を通過し,国道358号線との分岐を左折です.

精進湖駐車場に帰還…の前にカメラがバッテリー切れ

国道358号線に入ると交通量が減り,だいぶ気楽にサイクリングできるようになります.
残り距離はもう少しですが精進湖の湖面を左手に眺めつつの快適な道のり.

画角35mmのレンズなので撮影はできませんでしたが,ちょうど戻ってくる頃に他手合浜でカヌーレースをしていました.しばらく展望台から眺めていたのですが,距離がありすぎて様子はよくわからず終い.こういうときはM.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mmが欲しくなっちゃいますが,さすがに10センチ近い長さのレンズを体にくくりつけてサイクリングする気分にはならないので当分はNokton Classicかな💦

残念ながら,ここで愛機α7iiのバッテリーが切れてしまったため写真はネタ切れ.前日に金峰山を登ってきてそのまま消耗したバッテリーで出撃してしまったのが反省ポイントですね.とはいえ精進湖無料駐車場は上の写真撮影ポイントから10分ほど走ったところなので,そこまでダメージは大きくなかったのが不幸中の幸い.

精進湖ー本栖湖周回コースの感想

ということで精進湖ー本栖湖周回コース,いかがでしたでしょうか.
30キロにも満たない行程なので今回紹介したコース通りに走行すると(少なくともロードバイクでは)物足りなさを感じる人がほとんどだと思います.ぼくも金峰山に登った翌日でなければ,山中湖とまではいかなくとも河口湖まで絡めて周回するか朝霧高原あたりまで足を伸ばしたかったところ.

とはいえ本栖湖まわりは景色を眺めながらのんびり走ることができるので富士五湖エリアを走る際には是非ともコースに組み入れてもらえたらなと思います.あるいはストイックにロードバイクで距離を稼ぐのではなく小径車あたりでのんびり走ったりするならば,じゅうぶんに満足できるコースなのではないでしょうか.

おまけ:「手打ち蕎麦処 右楽」さんでランチ

帰路には少し遠回りして「手打ち蕎麦処 右楽」さんにお邪魔しました.
精進湖からは笛吹市方面に県道36号線を下っていったところにある洒脱な蕎麦屋さん.「ホンマにこんなところに蕎麦屋なんてあるんかいな」という田舎道を走らされますが,びっくりするくらいオシャレな店内に,笛吹市方面を望むことのできるテラス席を備えた「山里の隠れ家」です.

メニューに田舎そばがあったのでそちらを注文.蕎麦殻まで挽きこんだいわゆる「黒い蕎麦」なのかと勝手に思っていたのですが,見てのとおり饂飩のような極太麺の蕎麦.ぼくは蕎麦はもりが好きで,かけなら饂飩というのがポリシーなのですが,この麺ならかけ蕎麦でも結構いけたりするのかな?

なかなかサイクリングコースと絡めて訪れることはないかと思いますが,例えば河口湖まで輪行したうえで富士五湖エリアを巡ったのちに笛吹市までダウンヒルを楽しんで中央線で帰還…というコースなんかは悪くないかもしれません.ただし県道36号線は結構アップダウンがあったので,純粋なダウンヒルを楽しむというわけにはいかないのですが💦

なお,この右楽さんですが麺の量は控えめなように感じたので「長距離サイクリングしたのでがっつりカロリー補給するぞお」という方は大盛り(400円也)を頼むのがよいかと.

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