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【山行記】笹のトンネルをくぐって山から山へ:雪景色の箱根外輪山縦走

こんにちは.steamc1awです.
神奈川県はあまり降雪に恵まれなかった2022年でしたが,2月にドカッと降雪があったので,近場の箱根エリアにて金時山を中心とした箱根外輪山の縦走路にチャレンジしてきました.

金時山は初心者でも手軽に富士山の展望が楽しめる山としてハイカーにもツーリストにも人気の山で季節を問わず賑わっていますが,そこから明神ヶ岳,明星ヶ岳への縦走路は歩く人もあまり多くなく,静かなハイキングが楽しめます.私自身も明星ヶ岳まで足を伸ばすのは初めてで,思ったより深い雪に苦戦しながらの山行でした💧

山名金時山,明神ヶ岳,明星ヶ岳
山域足柄山地
標高1,212m,1,169m,924m
登山日2022年2月12日
天候晴れ☀
備考日本三百名山
目次

金時山と箱根外輪山について

今回の山行では金時山,明神ヶ岳,明星ヶ岳という3つの山を縦走しているため,この中では一番有名である金時山について説明していきます.

金時山は、箱根山の北西部に位置する標高1,212mの山である。日本三百名山のひとつ。神奈川県足柄下郡箱根町と同県南足柄市、静岡県駿東郡小山町の境に位置する山で、一帯は富士箱根伊豆国立公園に指定されている。箱根山カルデラを囲む外輪山列で最も高い山であり、山頂付近は植生の少ない風衝地となっている。

Wikipediaより

金時山の登山ルート

乙女峠コース:乙女峠から箱根外輪山の稜線沿いに長尾山を経て金時山に至るコース.

仙石原コース:仙石原から金時神社または矢倉沢峠を経て金時山に至るコース.

地蔵堂コース:地蔵堂から夕日の滝を経て北尾根に合流し金時山に至るコース.

他にも足柄峠から北尾根沿いに金時山に登るコースもありますが,ハイキングコースとして人気なのはこの3つでしょうか.注意点として,2022年7月時点では金時山北尾根の登山道が閉鎖されているため,地蔵堂コースも足柄峠コースも通行不可.このほか地蔵堂コースはさらに山麓寄りにも崩落による通行止め区間があります.いずれも2-3年ほど通行止めが継続しており,当分のあいだ北側からはアプローチできないと考えておいたほうがよいでしょう.

今回は外輪山を西から東に縦走していくので,西側からアプローチする乙女峠コースを選択.金時山登頂後は仙石原コースを矢倉沢峠まで下降し,そこから明神ヶ岳,明星ヶ岳を踏破したのち宮城野バス停に下山するという計画です.

仙石原へのアクセス

公共交通機関によるアクセス

乙女峠には神奈川県側の乙女口バス停と,静岡県側の乙女峠バス停から登ることができるのですが,どちらのバス停も御殿場駅発着の路線バスしか停車しません.結果,神奈川県側から公共交通機関で登る場合には仙石原コースと同様に仙石バス停を利用のうえ徒歩でアクセスするのが手取り早いです.

アクセス方法は,JR東日本または小田急電鉄小田原駅から箱根登山バスを利用.小田原駅からは40-50分程の道のりとなります.仙石バス停は色々なバス路線が乗入れており運行頻度は高いのですが,小田原駅と関係ない行先のバスも停車するので,帰路では乗り間違いに注意しましょう.

自家用車によるアクセス

乙女峠の箱根側には駐車場がないため,公共交通機関によるアクセスと同様に,仙石側の金時登山口または金時神社入口付近の駐車場を使うか,御殿場側の乙女駐車場を使うかのいずれかが選択肢となります.乙女峠に登って帰ってくる程度であれば,仙石原乙女観光案内所の無料駐車場を借りさせてもらうこともできるかもしれません.

以下のルート図は乙女駐車場に向かうもの.東名高速道路御殿場インターチェンジにて下車後,国道138号線を小田原・箱根方面に向かっていく途中にあります.

箱根外輪山縦走の山行

仙石バス停から金時山

2022年の2月12日,降雪にあわせて小田原駅から箱根登山バスで仙石バス停へ.本当は前日の2月11日に行きたかったのですが,箱根エリアは結構なドカ雪だったようで強羅から上のエリアで箱根登山バスが全面運休になってしまい,泣く泣くバスが運行再開した12日に登ることになりました.

仙石バス停で下車したのちは登山口となる乙女口まで20分ほど県道138号を歩いていきます.朝早いからか,同乗のハイカーはたったの1人.小田原駅で乗車した際には結構な人数が乗っていたのですが,ほとんどが途中の観光宿泊施設の従業員でした.

バスが運行再開していることからもわかるように主要道路は除雪されていますが,道路脇には5センチ-10センチほどの積雪があり,冷えこみも厳しい.歩道は雪まみれになっているかカチカチに凍結しているので,行交う車に注意しながら金時登山口と金時神社入口を通過して乙女口に到着です.

乙女口から,まずは乙女トンネルに向かって樹林帯を緩やかに登っていく.トンネルを過ぎると乙女峠まで一気につづら折りの登山道となり,車道歩きをしているときは寒さが身にしみましたが,このつづら折りを登っていくうちに体も温まってきました.

乙女峠まではトンネルまでの緩やかな区間も含めて所要1時間程度でしょうか.初便のバスで登りにきていますが,昨日・早朝のうちにマイカーで登ってきた人が結構いたのか,しっかりトレースがついています.おかげさまで雪道にも関わらず快適に登ることができました.

乙女峠までしっかりトレースがついている

乙女峠には8時頃に到着.地図によってはここに乙女茶屋があると記載がありますが,すでに廃業しており跡地のみが残されている状態なので,補給をアテにしないよう注意.ここからは御殿場の市街地を挟んで富士山を一望することができるので,富士山目当てに金時山を登る方には是非乙女峠から登ってみてほしいですね.

乙女峠から外輪山稜線を北に進むと長尾山を経て本日の目的である金時山.南に進むと長尾峠を経て芦ノ湖スカイラインや芦ノ湖畔まで歩いていくこともできます.

乙女峠から北に向かって進んでいく場合,まず目指すのは長尾山.乙女峠から15-20分ほど登ったところにある1,144メートルの小ピークで,展望はありませんが山頂が広場になっています.雪がなければのんびり過ごせそうですね.

長尾山頂.広場になっていますが雪で覆われており休憩不可❄

長尾山から先は若干のアップダウンがありますが,体力的にも技術的にも難しい箇所はなく金時山まで稜線が続いていきます.金時山の手前あたりで登山道が若干痩せている箇所があり,ところどころ看板で滑落への注意喚起もされていますが,そんなに怖いとは思わなかったかな.

時間的なものがあるかもしれませんが,ここまでのコースですれ違ったハイカーは1組のみ.まあ,こっち降りてきても御殿場方面に向かうのでなければバス乗継ぎするか仙石バス停まで歩かないと公共交通機関では帰れないので,わざわざ乙女峠に下る人は少ないのでしょう.

金時山頂手前はゴツゴツした道に

金時山には9時15分到着.一緒にバス降車したハイカーは1人だけと書きましたが,乙女峠コースを歩いて1時間ほど遠回りしたせいで後続バス便のハイカーに追いつかれたのか,皆さん自家用車で登りにきているのか,もう山頂は何組ものハイカーで賑わっていました.

山頂にある平坦部分は2つある山小屋(「金時茶屋」と「金太郎茶屋」)とバイオトイレに占領されているのですが,それでも4-5人くらいのパーティであればのんびり休憩できるだけの余裕があります.我々もここで朝食休憩.この日は金時茶屋が休業しており,金太郎茶屋のみの営業でした.

傾斜がありますが休憩スペースは十分

金時山の山頂は南側に展望が開けており,箱根火山の山々や大涌谷,そして箱根の街並みの展望を楽しむことができます.この日は下界まで真っ白で,ここまでの白化粧をみたのは初めてかもしれません.富士山もよく見えるのですが,神奈川県で富士山目当てに登山するなら,個人的には金時山よりも塔ノ岳を推しちゃうかな.

金時山頂からの展望.芦ノ湖まで見渡すことができます
こちらは富士山の展望.ここまで丸見えなのは好みではないんですよね🤔
いつもの記念撮影🤭

金時山から火打石山

金時山にて朝食を済ませたあとは,明神ヶ岳への分岐点である矢倉沢峠に向かいます.
山頂直下20分ほど,金時神社への分岐点まではそれなりに傾斜のある下り.人通りが多いせいか雪融け水が泥濘になっていますが,積雪や凍結はそこまでひどくありません.我々はまだ雪が残っている箇所でチェーンスパイク装着しましたが,雪山装備がなくても登ることは容易ではないかと思います.

積雪自体は結構あるのだが,中央部分は土が露出している
ここが金時神社との分岐点

登山道は樹林帯を下っていく区間が多いですが,ところどころ山頂と同様に箱根山とその山麓を一望できるスポットがあります.実のところ,この金時山から箱根山方面の眺めはゴルフコースの芝生が悪目立ちしていてあまり好きではないのですが,一面雪模様だとまったく違和感ありません.これはちょっと嬉しい発見.

視界左手にはこれから歩く明神ヶ岳への稜線が.一面のハコネザサ帯の中をうねうね曲がりながら続いていく登山道は,ここから眺めるといかにも楽しそうで,早くあそこを歩きたい!と気持ちが逸ります.

山頂から40-50分ほど下ったところで鞍部となる矢倉沢峠に到着.ここには「うぐいす茶屋」があり,インターネット上の情報によると時々営業しているらしいのですが,私は5回ほど金時山を登って,未だに茶屋が営業しているところを見たことがないんですよね🤔

なお,この矢倉沢峠から10分ほど歩くと県道731号線「箱根金太郎ライン」沿いの金時見晴パーキングに繋がっており,自家用車で金時山に登る際の最短ルート(山頂まで1時間ほど)となっています.

この日もシャッターが降りたままのうぐいす茶屋
矢倉沢峠から903メートルピークを見上げる

我々は矢倉沢峠から東に外輪山の稜線へと向かいます.まず目指すは火打石山ですが,それまでに903メートルピーク,945メートルピークと,幾つかの小ピークを経由しながらアップダウンのある道となっています.

金時山から眺めると開放的な稜線歩きを予期してしまいがちなこの稜線ですが,実際にはハコネザサが背丈より高く生い茂っているため,さほど開放感はありません.とはいえかなり道幅広く笹が刈り取られているので藪漕ぎを強いられる箇所は一切ないし,圧迫感を覚えることもないでしょう.

一面の笹薮で左右の展望はまったくない

矢倉沢峠から金時山側は大勢のハイカーに踏みしめられて地面が露出していましたが,ここから先はトレースこそ綺麗についているものの,トレースを外れて踏抜きどころが悪いと膝下まで達するような積雪.足元に注意しながら小ピークを目指して登っていきます.

背後を振り返ると金時山を一望できる素晴らしい眺めが広がる.古くはその山容から「猪鼻岳」と呼ばれていたと伝えられる金時山ですが,外輪山の稜線からひときわ突きでたその山頂をみると合点のいくネーミングではないでしょうか.

緩やかな外輪山のなかにあって険しい山容

903メートルピークを過ぎたあたりから,積雪の重さで笹が登山道に覆いかぶさっているシーンがちょくちょく見られるように.トレースはその下を通過しており,仕方なく屈んで歩くのですが帽子やらザックやら笹に引っかける度に雪まみれになるという結構嫌らしいコースになっていました😰

こういうところはまだ良いのだが…
低く垂れていると帽子やザックを引っかけがち

903メートルピークから下って登り返したところが945メートルピーク.ここは笹薮が途切れていて比較的見晴が良いです.金時山頂ではまだまだ遠くみえた神山・大涌谷もかなり近くなり,盛んに立昇る噴煙が手にとるように見えますね.

945メートルピークを通過してしばらくすると,笹薮が途切れて樹林帯へ.ここが火打石山です.ただし登山道は火打石山の山頂は通らず北側を巻いていくので,登頂したい人は先人の踏み跡を辿っていく必要あり.さすがにこの日は山頂方面に向かうトレースは一切ありませんでした笑

このあたりにかけて明神ヶ岳から金時山方面へ縦走していく幾組かのハイカーと遭遇.ペース差でタイミングは前後するものの連続してすれ違ったので,同じバス便でやってきた人たちでしょうか🤔

樹林帯のなかだけあって一際雪深い

火打石山から明神ヶ岳

火打石山の樹林帯を抜けると,ようやく明神ヶ岳がお出まし.といってもここから山頂までは50分くらいは登らないといけません.まずは平坦な鞍部をしばらく歩いていきます.

火打石山を抜けたところ
右奥にみえるなだらかな稜線の先が明神ヶ岳

10分ほど平坦な道を歩いたら,明神ヶ岳の肩への登りに取付きます.たしか2018年でしょうか,初めて金時山から明神ヶ岳まで縦走したときはこの登りでヒイコラ言わされた記憶(まあ,この時は地蔵堂から登ったという事情もありますが…)がありますが,さすがに経験を積んだのかさくさくっと通過して肩部へ.あっさり通過しすぎてロクに写真も残っていませんでした😓

肩部手前の登り.この辺も開放感があってよい

明神ヶ岳の金時山側肩部あたりは低木中心で見晴らしがよく,明神ヶ岳に向かって右手には相変わらず神山と大涌谷.向かって左手には開成町の街並みを挟んで丹沢山塊.振り返ると金時山に向かう稜線と,三方の展望に恵まれています.

箱根の山々.945メートルピークと比べるとやや距離がある
足柄平野の北端をはさんで丹沢山塊
写真中央の乙女峠から金時山,そして歩いてきた稜線を一望できる

肩部まで登ってしまえば,あとは明神ヶ岳までは平坦またはなだらかな登りのみです.
明神ヶ岳の山頂は平坦なのですが,ロープで登山道が囲ってあるため見た目ほどの休憩スペースはありません.稜線が広いので北側の展望はなく,ここまでずっと見慣れてきた箱根山のある南西方向のみ.

ここを登りきったところが明神ヶ岳
植生保護のためかロープが張ってあり,休憩スペースは少なめ

明神ヶ岳から明星ヶ岳

明神ヶ岳を登頂した時点で13持を過ぎており,日の短い冬季ということもあって今後の行動にすいて少し悩みましたが,予定どおり明星ヶ岳へと縦走することに決定.まずは宮城野への分岐に向かって明神ヶ岳を下っていきます.

明神ヶ岳の明星ヶ岳側山頂直下には小田原の街並みが一望できるスポットがあります.この日はもう正午を過ぎていたので霞がかってしまっていましたが,朝のうちに登ってくれば遠く湘南までよく見晴らせるのではないでしょうか.

この展望スポットの先は,小田原側に下山するコースへの分岐を通過しつつ緩やかな下り.笹と樹林が混ざりあっており展望もこれといった見どころもないので,淡々と歩いていきます.

難儀したのは宮城野分岐の先.これまで同様ハコネザサに両側を囲まれた道なのですが,位置的に明星ヶ岳北側斜面となり残雪が多くかつ午後に差しかかり雪が緩くなってきていることと,そこらじゅうで笹が登山道上に撓垂掛っていること,にかなり苦労させられました.

身長180センチの私は這いつくばるような格好で笹のトンネルを潜らなければならないような場面もあり,しばらくカメラレンズが雪まみれで使いものにならなくなるというアクシデントも😰

朝から気温がだいぶ上がっており雪もユルユルに
登り返しも含めて大体こんな道ばかりです
相変わらず笹のトンネル潜りを強いられる

そんなこんなで苦労しながら明星ヶ岳にたどり着いたのは15時頃.明神ヶ岳から登っていく場合,宮城野分岐も通過しながら平坦路をしばらく歩いた先が山頂です.御嶽大神が祀られた小さな祠と石碑がありますが展望はゼロなので,無理してまで登りたい山ではないかな….

山頂手前で箱根湯本から登ってきたと思わしきハイカーに遭遇

明星ヶ岳から宮城野に下山

明星ヶ岳の山頂を踏んだあとは,手前の宮城野分岐に戻って下山.途中大文字焼きのため大の字に切り開かれた箇所を通過するのですが,すっかり霞がかっていて展望はイマイチでした.明星ヶ岳から逆方向に登っていくならば宮城野・強羅付近の町並みがよく見えるかと思います.

大文字から宮城野と強羅を見下ろす
山麓付近は積雪もまばらになってきていました

30分ちょっと,よくある里山の登山道をくだっていくと宮城野へ.宮城野支所前バス停から小田原駅直通のバスに乗ることができます.箱根登山鉄道の強羅駅も使えないことはないですが,駅への登り返しが地味に辛い&時間がかかるので,これといった理由がなければバスで帰ったほうが楽ちんだと思いますよ~

下山!お疲れ様でした!

乙女峠からの箱根外輪山縦走の感想

ということで,乙女峠を起点とした箱根外輪山縦走の山行記をお届けしました.
この箱根外輪山縦走コースの魅力はなんといっても,矢倉沢峠から火打石山まで笹原に囲まれた稜線歩きと,明神ヶ岳両肩からの素晴らしい展望でしょうか.

今回のように乙女峠から明星ヶ岳まで縦走すると距離19キロメートル,獲得標高1,400メートルという結構なロングコースになりますが,仙石原から金時山をへて明神ヶ岳まで縦走して宮城野に下山というコースであれば比較的手軽にチャレンジできるのではないかと思います.富士山の展望が楽しめる乙女峠はともかく,明星ヶ岳はピークを踏みたい,あるいは歩行距離を伸ばしたい,という人でなければわざわざ登る必要性は感じません.

山行当日の装備

降雪があった翌日だけあって朝はガタガタ震える寒さでしたが,陽が登ったあとは冷えこみも和らぎ,さほど寒さを感じずに登ることができました.ただ最後までシェルジャケットは脱がずに山行を終えたので,やはり普段の神奈川低山(大抵は春秋用ミッドレイヤーで登れる)と比べると寒かったなあと.

反省点は,オールシーズン向けのハイキングシューズ「Salomon X ULTRA 3 MID GTX」で出撃したことですね.特に明神ヶ岳から明星ヶ岳にかけて,疲労やら焦りやらで雪溜まりを踏み抜きまくってズブ濡れにしてしまったので,これは不用意だったなと.おかげさまで帰宅後シューズが悪臭を放ってしまい,風呂場で丸洗いする羽目になりました🙁

登山道具finetrack スキンメッシュ
finetrack メリノスピンライト
finetrack ポリゴン2UL
finetrack フロウラップフーディ
Millet TYPHON 50000 パンツ
ワコール CW-Xスポーツタイツ
Salomon X ULTRA 3 MID GTX
Millet MATRIX 30
撮影機材SONY a7ii
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark2
OLYMPUS OM-D E-M10
Zeiss Batis 2/40 CF
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm PRO
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